いまエステ機器の中で医療に一番近い施術であるハイフ。
ハイフ(HIFU)とはHigh Intensity Focused Ultrasound「高密度焦点式超音波」の略称です。
結果の出るエステ機器として有名ですが、最近では個人輸入などで販売している業者や個人が増えており、販売後、メンテナンスが不十分や連絡が取れなくなった業者もあるようで、被害に遭った話をサロンさんからよくお聞きします。
アリババやメルカリで検索するると10万円前後で販売している機器が数百万円で販売されていることもあります。
今回、人気のハイフマシンの種類とその種類別にオススメできる販売実績の多い機器をいくつかご紹介したいと思います。
それぞれの特徴を理解し使用用途あった機器を選びましょう。
ハイフの種類
ハイフの種類は大きく分けて蓄熱タイプとカートリッジタイプの2種類があります。
蓄熱タイプ
蓄熱タイプの特徴は、プローブの先から一点に超音波が照射されるためプローブを動かしながらの施術になります。動きを止めると同じ場所に超音波が照射され続けるため痛みや火傷に繋がります。
ランニングコストはカートリッジタイプと違い、ショット(照射)上限を設けていない機器が多いためとても安くなります。
セルフエステなどでのご使用にオススメです。
カートリッジタイプ
カートリッジタイプの特徴は、カートリッジと呼ばれる照射部分を目的の照射深度(通常フェイシャル用1.5mm、3.0mm、4.5mm、ボディ用8mm、13mmなど)によって取り替えて施術を行います。
施術方法は脱毛機の様に、目的の箇所に照射が終わったら隣に移動し照射、を繰り返す施術です。
細かい箇所の施術にオススメです。
スタンプタイプ
スタンプタイプとはカートリッジタイプの照射を1度のプッシュで最大24列(最大576ショット)に照射するハイフです。
照射面積は約4.5cm四方のため基本的にはボディ施術に使用します。
深度は8mm、13mmなどボディにあった深いものを用意しているメーカーが多いです。
大きな部位の施術にオススメです。
ハイフ導入時、気を付けるべき点
近年、ハイフは3Dや5D、9Dといった○Dの数字が多いことを競う風潮にあります。
同じ表現にすると蓄熱タイプが1D、カートリッジタイプが2D、カートリッジタイプの照射列が増えると3D、スタンプタイプが4D、などエステ業界独自の表現となります。
サロンの方やエンドユーザー様は◯Dの数字が大きい方が結果だ出る、といったイメージを持たれている方が少なくありません。
しかし、これは間違いです。
機器によっては痛みが強かったり、事故のリスクが高いものもあります。
中国から個人輸入して販売、メンテナンスを行わない業者もありますのでしっかり見極める必要があります。
オススメのハイフマシン
いまエステ業界には多くのハイフマシンが出ており、どの機器が良いのかみなさんお悩みではにでしょうか?
「各メーカー自社のメリットと他社のデメリットしか言わない!」など、サロンオーナー様から良くお聞きします。
ハイフは結果が出る分、リスクも少なからずある美容機器です。
だからこそ、メーカーの営業や広告を鵜呑みにせず、しっかり体験・体感、他社機器との比較もして判断する必要があります。
カートリッジタイプのオススメ
ハイブリッドフォーカス
ディアーガ
スタンプタイプのオススメ
ウェルダンソニック
蓄熱式タイプのオススメ
ベルクスカルプト
ウルトラハイパーネオ
まとめ
メーカーの広告や話を鵜呑みにするのではなく、しっかり比較検討して結果はもちろん、安全性が高いものを選ぶことが一番重要です。
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